お知らせ・報告
「めざす会」学習会 毎月2回、平日の昼間開催しております。日時・会場はお問い合わせください。
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目次
- 30. 即刻削除! - ハメられた「謝罪文」(歴史通 2013. 7 月号)
- 29. 子宮頸がんワクチン - 推進の急先鋒 松あきら公明党副代表 夫と製薬会社の蜜月(週刊文春 2013.6.27)
- 28. アメリカよ、恥を知れ - 外国特派員協会で慰安婦問題を語る - 西尾幹二 (WiLL 2013年6月号)
- 27. そのワクチン接種に異議あり - 正論壁新聞 - 松浦芳子(「正論」平成25年5月号)
- 26. フェミという厄災 - そして誰もが不幸になった男女共同参画の10年 - 岡本明子(「正論」平成25年6月号)
- 25. フェミという厄災 - 中学生への子宮頸がんワクチンで「性交奨励」の懸念 - 山谷えりこ(「正論」平成25年6月号)
- 24. 「子宮頸がんワクチン」知っておくべき (危) 副作用 (「女性セブン」2013.5.2)
- 23. 家族と国家を壊す「男女共同参画」を撲滅せず亡国に走る日本 高橋史朗 (「撃論」2013.4 vol.10)
- 22. 「親学」のすすめ 親が変われば子も変わる - 関西あんふぁん 平成24年1月号
- 21. 結婚して母になることはなぜ大事なのか - 全米調査が語る離婚の弊害と家族のあり方 エドワーズ博美
- 20. ワクチン接種の推進より検診の強化を - 子宮頸がんワクチンは、必要か?有効か?安全か? 青井美智子
- 19. 家族の絆をとりもどす社会政策の検討『三世代同居が日本を救う』 小坂実 (「明日への選択」 平成23年1月号)
- 18. 『「こども園」は羊の皮をかぶった共産主義政策だ』 八木秀次 (「正論」 平成23年2月号)
- 17. 『「男女共同参画」という家族解体革命が再始動する』 岡本明子 (「正論」 平成22年12月号)
- 16. 出産後の母子密着が大切 - 「幸せを感じる子育てのヒント(上)」佐々木 正美
- 15. 第176回臨時国会 山谷えり子参議院議員「第三次男女共同参画基本計画に関する質問主意書」
- 14. 山谷えり子参議院議員の「第3次男女共同参画基本計画への疑問」
- 13. 『家族崩壊の深層 - それは「2DK公団住宅」から始まった』 江崎道朗 (「正論」 平成22年11月号)
- 12. 「子宮頸がんワクチン なぜそんなに急ぐのか」 木村盛世 (WiLL71号 2010年11月1日)
- 11. 現行家族制度大切さ訴える - 松山で講演会(愛媛新聞 2010年05月16日)
- 10. ジェンダーフリー教育撤廃 - 「男女混合名簿」推進せず 千葉県教委通達(千葉日報ウェブ 2010年06月16日10時29分 より)
- 9. エドワーズ博美 世界家族会議が警告 (「正論」 平成22年4月号)
- 8. 熊本市議会:男女共同参画条例、大幅修正(平成20年12月25日記)
- 7. ローマ法王ジェンダー理論を非難(平成20年12月24日記)
- 6. 良書紹介(平成20年12月24日記)「幸せなお産」が日本を変える
- 5. 同性結婚権の廃止を求めた州憲法改正案が可決(平成20年11月11日記)
- 4. 世界日報{持論時論}ボーダーレスに浸透する性情報 現代教育文化研究所代表 小川信夫氏に聞く 純粋な「子供の社会」守れ 世俗の悪影響を放置/教育より金もうけ優先 弱まった世論形成の力(平成20年10月14日記)
- 3. 学校の名簿・男女別は差別? 混合式導入議論を勧告 男女別の名簿は差別?(平成20年10月13日記)
- 2. 「恥ずかしがってるー」 女子生徒らが男の前でも抵抗なく着替え…日教組王国・三重の日常(平成20年10月13日記)
- 1. 第7回講演会開催される
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30. 即刻削除! - ハメられた「謝罪文」(歴史通 2013. 7 月号)
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29. 子宮頸がんワクチン - 推進の急先鋒 松あきら公明党副代表 夫と製薬会社の蜜月(週刊文春 2013.6.27)
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28. アメリカよ、恥を知れ - 外国特派員協会で慰安婦問題を語る - 西尾幹二 (WiLL 2013年6月号)
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27. そのワクチン接種に異議あり - 正論壁新聞 - 松浦芳子(「正論」平成25年5月号)
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26. フェミという厄災 - そして誰もが不幸になった男女共同参画の10年 - 岡本明子(「正論」平成25年6月号)
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25. フェミという厄災 - 中学生への子宮頸がんワクチンで「性交奨励」の懸念 - 山谷えりこ(「正論」平成25年6月号)
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24. 「子宮頸がんワクチン」知っておくべき (危) 副作用 (「女性セブン」2013.5.2)
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23. 家族と国家を壊す「男女共同参画」を撲滅せず亡国に走る日本 高橋史朗 (「撃論」2013.4 vol.10)
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22. 「親学」のすすめ 親が変われば子も変わる - 関西あんふぁん 平成24年1月号
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21. 結婚して母になることはなぜ大事なのか - 全米調査が語る離婚の弊害と家族のあり方 エドワーズ博美
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20. ワクチン接種の推進より検診の強化を - 子宮頸がんワクチンは、必要か?有効か?安全か? 青井美智子
ここをクリックすると別紙をご覧いただけます。 (2011. 2.20 改訂版)このページのトップへ
19. 家族の絆をとりもどす社会政策の検討『三世代同居が日本を救う』 小坂実 (「明日への選択」 平成23年1月号)
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18. 『「こども園」は羊の皮をかぶった共産主義政策だ』 八木秀次 (「正論」 平成23年2月号)
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17. 『「男女共同参画」という家族解体革命が再始動する』 岡本明子 (「正論」 平成22年12月号)
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16. 出産後の母子密着が大切 - 「幸せを感じる子育てのヒント(上)」佐々木 正美
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15. 第176回臨時国会 山谷えり子参議院議員「第三次男女共同参画基本計画に関する質問主意書」
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14. 山谷えり子参議院議員の「第3次男女共同参画基本計画への疑問」
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13. 『家族崩壊の深層 - それは「2DK公団住宅」から始まった』 江崎道朗 (「正論」 平成22年11月号)
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12. 「子宮頸がんワクチン なぜそんなに急ぐのか」 木村盛世 (WiLL71号 2010年11月1日)
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11. 現行家族制度大切さ訴える - 松山で講演会(愛媛新聞 2010年05月16日)
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10. ジェンダーフリー教育撤廃 - 「男女混合名簿」推進せず 千葉県教委通達(千葉日報ウェブ 2010年06月16日10時29分 より)
(ここから)千葉県教育委員会が、ジェンダーフリー教育の推進を求めた2001年9月の通知文(01年通知)を、「廃止扱い」とするよう県立学校や市町村教委に対し、今年5月に通達していたことが15日明らかになった。01年通知は、堂本暁子前知事時代に、「ジェンダー(社会的性別)意識の払しょくと、ジェンダーフリーな学校生活の環境整備。男女別名簿見直しと、男女混合名簿の積極的な導入」などを掲げ、県内の公立学校に送付されていた。今回の通知で、一部の教育現場で残るジェンダーフリー教育や意識の完全撤廃を目指す。 県男女共同参画課によると、「ジェンダーフリー」とは、「ジェンダー(社会的性別)に基づく男女間の不平等や抑圧をなくす概念」とも解釈されるが、「男性、女性の区別をなくすという意味で解釈すると誤解を招く恐れもある」という。 01年通知の通達後、こうした懸念から県教委は05年3月、「誤解や混乱を招く」としてジェンダーフリーという用語を使わないよう求める文書を教育現場に通達。 さらに07年3月の通知文では「男女同室宿泊や同室での着替え、混合騎馬戦などは児童生徒に羞恥(しゅうち)心やとまどいを感じさせる恐れも大きい」などとして、「心身の発達段階を踏まえた適切な対応」を求めた。また名簿の取り扱いについては「市町村教委や校長が必要に応じて適切に判断する」として、混合、男女別どちらの名簿も導入できるとしていた。 しかし、県教委指導課によると、その後も一部の教育現場では、01年通知の効力が続いているという認識が残っていたという。
(ここまで)
【千葉日報ウェブ】
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9. エドワーズ博美 世界家族会議が警告 (「正論」 平成22年4月号)
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8. 熊本市議会:男女共同参画条例、大幅修正(平成20年12月25日記)
熊本市12月定例議会は22日、9月議会から継続審議になっていた市提案 の男女共同参画推進条 例について、自民とくまもと未来の議員5人が、条文の文言を修正する動議を提 出した。
市民連合と共 産が「理念を骨抜きにし、十分な論議もせずに数で押し切っている」と反発した が、自民、くまもと未 来、公明の賛成多数で可決した。
修正条例が来年4月に施行される。
修正は、第3条で掲げていた六つの基本理念のうち「性別による固定的な役割 分担に基づく制度や慣 行が、男女の自由な選択を狭めないようにする」「男女が対等な関係の下、互いの性について理解を深 め、尊重し合う」など3項目を削除するなど、文言を大幅に削除、修正した。
提案者の落水清弘議員(自民)は「男女の役割分担意識はそれぞれで違い、行 政が規制すべきでない 」と削除の理由を説明し、採決を求めた。
原亨議員(同)は質疑の中で「男はた くましく、女はやさし くというのは種の保存が前提にあり、社会的に勝手に作られたものではない」な どと述べた。
幸山政史市長は「提案条例が可決されなかったのは残念だが、現状認識に大き な違いはないと思うの で、(共同参画の理念が)後退することがないよう取り組みを進めたい」と話し た。
(平成20年12月25日記)
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7. ローマ法王ジェンダー理論を非難(平成20年12月24日記)
ローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)は22日、バチカンで聖職者向けに行った年末の演説で、ジェンダーー理論について、男性と女性との区別をあいまいにし、人間の「自己破壊」につながるものとして非難した。法王は、ローマ・カトリック教会が神の創造物を守るという時は、「大地や水、空気などを守るということだけではなく、人間を破滅から守ることも意味する」と語った。
米国発祥のジェンダー理論は、性的指向やジェンダーに従って社会が個人に与える役割、自己の生物学的アイデンティティの理解のありようなどを研究するもの。同性愛や性転換者の権利団体は、理解と寛容のために重要なものだとしてこの理論の普及を進めている。
一方、カトリック教会は、ジェンダー理論についてくりかえし反対する姿勢をとってきた。
法王は「熱帯雨林が保護するに値するならば、人間だってやはり同じことだ」と語り、「人類のエコロジー」を訴えた。さらに、「男性と女性という人間の性質」に敬意を払うことを求めることは「時代遅れの形而上学」ではないと強調した
平成20年12月24日記
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6. 良書紹介(平成20年12月24日記)「幸せなお産」が日本を変える
「『幸せなお産』が日本を変える」吉村正著 講談社+α新書 800円+税
第1章 自然なお産にたどりつく
○ 医学的お産から自然なお産へ
吉村医院をついだ私は、当初、最新の設備と医療を売り物にした病院経営をしていました。ポルシェを乗り回して得意になっているごく普通の医者でした。女性がリラックスして、お産を怖がらず、医学的処置をしなくてもすむようなときのほうがいいお産になることが多いのです。もっといえば、そういうときの女性は神秘的なほど美しい。菩薩のように神々しく・・・。いいお産は女を女らしく、本物の「女」に変えるのだと私は思います。
○ 毎日がうれしくてたまらなかった
なるべく薬を使わない。帝王切開も極力しない。生まれた赤ん坊は母乳で育てる。自然なお産に近づけるにしたがって、吉村医院はもうからなくなってきました。
○ お産で本当の「女」になる
真実のお産をすると、本当の「母親」になり、本当の「女」になる。私は彼女たちを見てそう思いました。女が「女」に戻る瞬間が、セックスであり、お産です。医者がよけいな手出しをして、ザクザクと女性の大事なところを切ったり、赤ん坊を器具で引っ張り出したり・・・まるで手術でもするように子どもを産ませられると、女性は本当の「母親」、本当の「女」になる機会を逸してしまいます。生物学的に母親にはなれても、精神的、文化的に母親、つまり真実の女性にはなれないのはないか。
○<![endif]>微弱陣痛にも意味がある
赤ちゃんのほうも、お産に合わせて自分の体を調節します。たとえば頭が大きすぎて産道を通過できないときは、まだ固定していない頭蓋骨の骨を重ね合わせるようにして、頭の大きさを変えてしまいます。本来ならまん丸い頭を、まるで細長いカプセルのように変形させて、産道を通り抜けてくる赤ちゃんもいます。弱い陣痛が起きている間、赤ちゃんは産道を頭につっこんで大きさを確かめ、産道に頭の大きさを合わせるように変形させて、出てくるわけです。・・・ ひとつひとつの条件に対応して、弱い陣痛や強い陣痛が起きるのであって、それは神がやっているとしか思えないほど、精緻で、奇跡的です。
○<![endif]>人工的なお産が母子の幸せを奪う
鉗子や吸引器で引っ張り出されます。ものすごい苦痛だと思います。お産がトラウマになっているから、母親は赤ちゃんが本能的にうとましくなったり、赤ちゃんも恐怖が焼きついていて、神経質でビクビクした育てにくい子どもになりがちなのではないでしょうか。人工的なお産が母子関係を破壊する。私は、はっきりそう断言します。
○ 手をパーにして生まれてくる
ストレスがまったくなく生まれてきた赤ちゃんは、神秘的で美しい。赤ちゃんがこぶしを握り、目をしっかりつぶって生まれてくるのは、やはり怖いからだと思います。私のところで生まれるどの赤ちゃんにも共通しているのは、ものすごくのんびりした顔をしていることです。無理やり引っ張ったり、押されたりして人工的に出てきた赤ちゃんは、緊張しており、全身で警戒しています。なかなか寝ないし、神経質で、わずかな音にもすぐ飛び起きて泣くし、育てにくい赤ちゃんが多いようです。それはそうでしょう。お産で怖い思いをしているのですから。
○<![endif]>産婦は至福の表情を浮かべる
○<![endif]>自然なお産に育児書はいらない
生まれたあとも、母親の体内には子どもを可愛がったり、母乳を出す愛情ホルモンがシャワーのように放出されるから、赤ちゃんが可愛くて可愛くてたまらない。大脳皮質で”考え”ながら産んだお産とは、あとの親子関係が違ってきます。そういう母親だと、子育てもうまくいきます。本能の命じるままに可愛がるので、育児書もいらない。生まれたばかりの赤ちゃんも、母親が本能でめちゃめちゃに可愛がれば、その愛情を感じ取ることができます。わざわざ高いお金を払って、幼児教育をしなくても、感性豊かな子供に育つのです。
○
安易に帝王切開をやるな
帝王切開では自分で産んだという実感がないので、赤ちゃんに対して自然なお産のときのようなめちゃくちゃな愛情がわきあがりません。陣痛、分娩によって愛情ホルモンが放出されるというプロセスを経ていないので、結局、頭で「これが自分の子供である」と意識的になることがあります。ときには、子供が可愛く思えないというリスクも生じてしまいます。
もうひとつ、帝王切開に反対する理由は、赤ちゃんのほうにもあります。赤ちゃんが大変な思いをして産道をくぐり抜け、下からうまれてくるのには、やはり意味があるのです。たとえば、狭い産道を通るときには、赤ちゃんの体がしめつけられて、肺にたまった羊水が絞り出されます。すると外に出たとき呼吸しやすいのです。あるいは陣痛でじわじわ刺激を受けながら生まれてくれば、それだけ鍛えられ、生命力がつきます。もっといえば、その試練を耐え抜いた強い赤ちゃんだけがこの世に生まれてくることができる。
○
逆子でもつるつるに生まれてくる
うちでは、全足位の逆子でさえ、下から自然に生まれています。百年前のように肉体的労働をしっかりして、食べ物をほとんど和食にし、医者よりも神を信じる心の状態にして、自然に従った生活をしていれば、ほとんどの逆子は下からつるつるに生まれるようになりました。
○
ゴロゴロ、パクパク、ビクビクはダメ
妊婦に徹底して体を動かす、生き物として当然の生活をさせているからです。冷暖房がきいた家の中でゴロゴロしてテレビばかり見て、パクパク食べるなどという自然動物としてあるまじき生活をしているから、問題が起きるのです。医者も、あれをしちゃいかん、これをしちゃならんと、おどかすようなことばかり言うので、精神的にも不安になります。妊婦がいつも運動していれば、胎児も揺すられて刺激になります。適度にストレスが加わり、生命力をあげていくことにつながるのです。
○
そして早産がなくなった
いま、産科医院で早産の治療を受ける妊婦の割合は相当数います。ところが私のところでは早産はゼロ。ふつう妊婦がお腹のはりを訴えると、「早産するかもしれない」とおどかされ、子宮の収縮を抑えるウテメリンという注射を打たれます。この薬はめちゃくちゃ高くて、医者がもうかるものですから、すぐ打たれる。それでもたいてい帝王切開になってしまって、結局早く生まれてしまうことが多い。
うちでは逆のことをしています。私が妊婦にばんばん動けというのは、動くことによって、子宮自身の生命力を高めるためです。寝ていては、生命力は高まらない。ましてや、薬を打てば生命力は下がってしまうでしょう。
第2章
真実のお産は生き方を変える
○
本当のお産をすると女くさくなる
病院でするお産だとこうはいきません。お腹を切ったり、大事なところをぐちゃぐちゃにされて、女であることを思いっきり発揮する機会がありません。ひどいめにあったけれど、赤ちゃんが元気で生まれてきたから、まあいいや、と思うのが、多くの病院のお産です。そういうお産では、産む前と産んだあとで、その人の心があまり変化しないのではないでしょうか。だから赤ちゃんがいて、遊べないとか、おしゃれができないとか、子供のようなことを平気で言う母親が出てくるわけです。
「本当の母親」になります。変わった女性を見て、男も変わります。「本当の母親」は世界を変える力を持っている。
○
無脳児を産んだ母親の愛
妊娠4ヶ月ほどになる女性が、私のところにやってきました。二人の女の子を持つお母さんでした。病院の超音波画像装置でお腹の赤ちゃんを見たところ、脳がない無脳児だということがわかったそうです。脳がなければ、途中で早産するかもしれませんし、もし無事に生まれても、必ず死んでしまいます。その人は迷いました。たとえ死んでしまう子であっても、お腹のなかで育っている小さな命を引きずり出し、奪う権利が自分になるのだろうかと。彼女は子どもを産む決意をします。
彼女は私のところで、ふつうの妊婦として妊娠期間を過ごしました。その女性はお腹で赤ちゃんを育て、予定日の少し前に陣痛が来て、「吉村医院」に入院し、出産しました。そのときの写真があります。ものすごく元気な赤ちゃんです。赤ちゃんは何時間か生きていました。母親はとても喜んで「可愛い、可愛い」と言って、母乳をふくませていました。お産に立ち会った二人の娘も、「可愛い、可愛い」と口々に言いながら、交互に妹を抱いて、可愛がっていました。
それはほんの何時間に過ぎないかもしれませんが、人生を生きたわけです。つまり妊娠して、お腹のなかで育ち、お腹のなかで人生を歩んで、そして分娩を体験し、生まれてきた。そのあと一人前の赤ちゃんとして、お母さんに抱かれ、姉たちにも抱かれ、声をかけられ、最後は自然に呼吸が止まりました。
○
母子分離は言語道断
親子が初めて対面して、互いに親子と確かめあういちばん大切な時間を、医者たちが取り上げて、だいなしにしてしまう。母子を離してしまうと、親子関係がうまく育ちにくい。
生まれた直後に親から離され、保育器や新生児用のICUで育った低体重児や病気の赤ちゃんが、親元に返されたあと、親から虐待されやすいという説もあります。
お産のとき、親子の絆を築く愛情ホルモンが一気に放出されます。
その愛情ホルモンのおかげで、子どもに対する愛着が深まります。これは最近、科学的に研究されてわかってきたことですが、そんなことがわからない時代から、母親は自分の子どもをひしと抱きしめ、わが子を見て、わが子のにおいをかぎ、わが子の温かさを皮膚で感じ取ることで深い絆を築いてきました。しばらくたってから赤ちゃんを連れてこられても、ホルモンの嵐は終わっているので、頭では自分の子どもだとわかっていても、体の深いところで本能的に可愛がる可愛がり方ではない。
第3章
西洋科学主義がお産をダメにした
○
今の産科学は安全、安心か
いちばん安全なのは、神からもらったこの体の仕組みを最大限引き出すことです。女性の体は実にうまくできています。お産のときは、子宮を収縮させるホルモンや母乳を出すホルモン、陣痛の痛みをやわらげるホルモンなど、さまざまなホルモンが出ます。お産が自然に進めば、こうしたホルモンのダイナミックな働きが見られるのです。
○
生身の人間より数字のいまの医学
たしかに、昔は1000人のうち40人の赤ちゃんが生まれるときに亡くなりました。いまは1000人のうち7人くらいしか死にません。それは医学の進歩のおかげではないか、とその人は言うのです。私は思わず、「バカを言え!」と言ってしまいました。40人死ぬはずが、7人に減ったとして、そのことは幸せか? 自然に生まれれば死んでいた命を、医学の力で無理やり生かし、いっぱい管につないだり、あちこち切ったりして、延命させたところで、はたしてそのことで人類の幸せが増したことになるのか? 40人死んでいたときのほうが、よほど子どもはうまく育っていました。数字では中身がわかりません。大切なのは赤ちゃんが死なないことではなく、幸せに生きることです。死ぬ者は死に、生きる者は生きる。生死を決めるのは医学ではない。人間が勝手な思惑と勝手なエゴで、神の領域までおかしてまで、命を操作し、得意になっているのは生命に対する冒涜ではないでしょうか。
○
反産科学の基本
たとえば、産科学では「妊婦には栄養のあるものを食べさせろ」と言っていますが、私はパクパク食べないで、和食中心の自然食を食べさせるようにしました。するとお産が楽になりました。また産科学では「妊婦に運動させてはいけない」となっています。とくに早産傾向がある妊婦は絶対安静が基本です。でもあえて運動させてみた。すると運動しても早産しないことがわかりました。
逆子のお産も多くの病院では帝王切開することになっていますが、私は自然に産ませてみました。破水したあと、抗生物質を投与しなくても感染症など起きないし、微弱陣痛でも陣痛促進剤を打つ必要はありません。
産科学には思想と哲学が必要です。それを忘れた産科学に私は意義を見いだせません。
○
産科医不足は問題ではない
女性がしっかり体を動かし、自分の力で産むのだと江戸時代には医者などいなくても、つるつるに生まれていた。産科医などいくら増やしても、女性の生き方が変わらなければ、何も解決しません。すしろ、いまのレベルの産科医なら、自然にできるお産さえ、異常にしてしまうくらいだから、いなくてよろしい。それでもどうしても不安だというのなら、私は助産婦を増やしたらいいと思います。お産は病気ではなく、自然な現象です。だから、そもそも医者など基本的に必要ない。
○
不妊治療に思うこと
人工的に黄体ホルモンを打って、排卵を起こしたり、高いお金を払って体外受精したり、不自然なことをしなくてよろしい。くしゃくしゃにセックスして、生命力の強さにまかせておけばいいのです。神にまかせておけばよい。それでもダメなものは医者にかかってもダメです。
○
産みたいと思うのが女の本質
自然生物として女は本来子どもを産みたいものです。子どもを産みたい女が男の本質に火をつけるのです。セックスとは宇宙の本質に向かって、トータルに抱き合うものです。宇宙と宇宙が抱き合う。だからこそ、そこに魂を持った「命」が宿るのです。
「お金」に代わる男女の喜びとして、本来は「性愛」がなければなりません。その「性愛」を取り戻すひとつのきっかけになるのがお産だと思います。自然なお産によって、女性が女性であることの喜びに目覚めれば、男女の関係が変わります。男も男性”性”を取り戻す。すると男性”性”の高まった男が女を抱くので、女の女性”性”も高まって、生殖力の高いセックスになるのです。これなれば、もう少子化も不妊の問題もいっぺんに解決されてしまいます。
○
死を覚悟してこそ男
女は命を産み、育て、継承していく性です。それは女だけに与えられた素晴らしい使命です。だから男は命を捨ててまで女を守る。女という存在はそれぐらい誇り高く、気高いものです。
○
男性社会に組み込まれた女たち
女の地位が上がったのではない。女が男に格下げされただけです。男女共学とは男女同じ教育をするという意味ですが、本当はすべての女を男にするという教育です。男の教育を受けると、女は生理的には女ですが、精神的には男になってしまいます。だからお産をするとき、女としての機能が高まらない。いいお産ができないのです。
○
妊娠した女は働くのをやめるべき
妊娠したら、女は働いてはいけない。会社勤めなどの現代的な生活が、いいお産を妨げてしまうからです。
女は命をはって子どもを産む。それに対して男は奉仕すべきです。夜中まで働いてでも、金を稼いで、女を食わせなくてはいけない。それが本当の男女平等です。妊娠中、金を稼ぐ仕事は男にやってもらったらよろしい。
女は男と同じことはしない、と男に宣言するほうが女の地位を守ることになると私は思います。
第4章
お産はスピリチュアルなもの
○
助産師ではなく、助産婦がいいわけ
「お産」は神事といってもいい。ですからその神聖な行事に従事するのは、 「女」でなければなりません。
「婦」は「箒」を持つ「女」をイメージしてつくられた漢字です。いまでこそ、掃除というと、家事労働のひとつにすぎませんが、「箒」という字はもともと場を清め、祖先に仕える神聖な行為を意味していたそうです。
○
助産婦は巫女である。
この間すごくいいお産がありました。その女性は「私はただ筒になって、神の子を産んだだけ。この子は自分の子であって、自分の子じゃない。女は筒の役目をして、神の子を地上に通過させただけなんじゃないでしょうか」と言うのです。
○三つ子の魂百まで
実際に生まれたばかりの動物の親子を離すと、自分の子と認めなくなって、授乳することさえ拒否します。母親が大変だから、赤ちゃんを預かるというのは、絶対によくない。赤ちゃんはもっとしんどいのだから、これ以上赤ん坊にストレスを与えるようなことをしてはいけない。赤ちゃんを片時も母親から離してはいけないのです。
人間の赤ちゃんは4歳までにこの世で生きる術を学びます。その間は母子がいつも一緒にいるべきです。私の言う4歳とは、胎児の期間10ヶ月も勘定に入れた年齢です。昔から日本には、誰が言うともなく「三つ子の魂百まで」という言葉がありました。妊娠中プラス生まれてからの3年が、いかに大切かを教えている先人たちの知恵です。
○
子育ては外注すべきではない
お産を医者の言う通りに産んでしまい、自分の本能に目覚めなかった人は、子育ても本能ではなく、大脳皮質的になってしまいます。
アメリカの科学者の夫婦が吉村医院でお産をしました。夫婦は自然分娩をしたあと、すぐにアメリカに帰国しました。科学者の奥さんは、帰国後しばらくは自分で赤ちゃんを育てたあと、研究所に職場復帰するために、託児所に赤ちゃんを預けることにしました。ところが赤ちゃんをベビーシッターに渡そうとしたのに、赤ちゃんが可愛くて可愛くて離れられない。結局、彼女は、わが子を育てるこのの尊さに深く気づいて、研究者をやめて子育てに専念したということです。
自然の絆さえできていれば、育児書などほとんどいりません。おのずから、どうやって育てればいいかわかってくる。頭ではなく、体と心が反応します。
○
宇宙の力を信じる
あるとき口唇裂の赤ちゃんが生まれました。私は生命のすごい力を見ていましたので、おっぱいが直接吸えるようになるまで待ってみようと母親に言いました。1日目はまるで吸えませんでした。2日目も徒労に終わりました。でも赤ちゃんはお弁当と水筒を持って生まれてくるので、正常に生まれた子なら、3日くらいは何も与えなくても大丈夫です。
3日目のことです。それまでは赤ちゃんが吸いついても、空気がもれてチパチパと音がしていたのですが、一瞬、音がしない瞬間がありました。母親は「いま初めてしっかり吸った」と答えたのです。いままでチパチパと音がしていたのは、ただ鳴っていたのでなく、どうやったらおっぱいの丸みと自分のあいている口をうまくふさぐことができるのかと、赤ちゃんが学習しつづけていたのです。
第5章
いのちある社会を
○
いいお産が世界を変える
人生のスタートが喜びに満ちているか、不安やおびえの中で迎えるのか、お産のあり方は母子のその後の人生を左右するといっても言いすぎではありません。最近、増加している幼児虐待や、いじめ、自殺の問題ですら、「お産」と無縁ではないでしょう。
○
「死ぬものは死ぬ」の本当の意味
「死ぬものは死ぬ、生きるものは生きる。死ぬものを助けてどうするのだ」
これを言うと、怒りだす人がたくさんいます。異常があるから死ぬのであって、死ぬべきものが死に、生きるべきものが生きるから、強い生命が生き延びる。それが生き物の原則です。
しかしいまの産科学では、死ぬものを無理やり、むちゃくちゃな努力で生かしている。その一方で自然に生まれて、完全な親子関係ができるお産をわざわざぶち壊しています。生命力のない子どもがどんどん増えています。結局、種そのものの生命力が衰えて、人類は滅びに向かって進んでいます。
○
男は男らしく、女は女らしく
男は男らしく、女は女らしく。そうすると「生まれること」も「生きること」も、「死ぬこと」もすべて喜びに満ちたものになります。
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5. 同性結婚権の廃止を求めた州憲法改正案が可決(平成20年11月11日記)
米大統領選が実施された4日に行われたカリフォルニア州の住民投票で、同性結婚権の廃止を求めた州憲法改正案が可決された。 同州では5月に州最高裁が同性婚を認める判決を下し、結婚する同性カップルが続出していた。
今回の住民投票を受けて、これまでに行われた同性同士の結婚が認められるがどうかなど既に議論が高まっている。
フロリダ州とアリゾナ州で行われた同様の住民投票でも、同性婚の禁止が可決された。米国内では多くの州が法律で同性結婚を認めていない。
同性婚に反対してきた保守派のロビー団体、家族研究協議会のトニー・パーキンス氏は「4日に共和党が負けたが、伝統や道徳が拒絶されたわけではなかった。
オバマ氏に票を投じたフロリダとカリフォルニアという2つの州で(同性)結婚をめぐる改正案も通ったからだ」と述べた。
一方、サウスダコタ州とコロラド州で行われた妊娠中絶の制限を求めた住民投票は否決された。
(平成20年11月11日記)
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4. 世界日報{持論時論}ボーダーレスに浸透する性情報 現代教育文化研究所代表 小川信夫氏に聞く 純粋な「子供の社会」守れ 世俗の悪影響を放置/教育より金もうけ優先 弱まった世論形成の力(平成20年10月14日記)
これは学校の性教育だけではないが、日本の教育には理念が乏しい。ただ、新しいものを情報として与えれば教育だと考えている。
性教育も、性感染症の防止や避妊といった機能的なものを教える形になっている。
もっと理念とか心の分野に入って指導すべきである。
まず、男女が互いの特性を認め合うべき関係であることを教えるのが基本だ。
性教育テキストに従って、体の仕組みを説明することなど教育とは言えない。
大人なら誰でも知っていることを、性に対してまだ無知な子供に伝えているだけのことだ。
コンビニなどで、子供が目線でとらえられる所に成人雑誌がどんどん置かれている。
そういうものが氾濫している状態が子供や社会を毒している。
こういう状況では、法規制もやむを得ないのではないか。
――大きな流れで言えば、わが国で子供を健全化する努力はどう行われてきたのか。
日本でも欧州でも武士や貴族の子供を教育する伝統的方法はあったが、それ以外の階層に属する子供たちは、大人の仕事を手伝う存在とみられていた。
それが、十八世紀になって変わり始め、日本は明治政府になって学校制度が導入され、子供全般が教育を受ける対象として認められた。
学校ができたということは、子供の社会ができたということだ。
この時の思想は大人の社会と子供の社会は違う、というものだった。
子供は大人社会をつくる前提となる社会だから汚してはいけないという考え方だ。
子供には純粋性を求めて教えるべきであり、性やお金の問題を持ち込むべきではない、と。
「子供という思想」が生まれたわけである。
それが怪しくなったのが大正時代だった。
大正ロマンという文芸運動が生まれ、男女の愛を描いた小説などがどんどん書かれ始め、そこで性の問題など今まで隠されていたものが表面に出てきた。
小説だけでなく、教育上好ましくない歌もはやりだし、それを子供が歌うようになった。
これを危惧したのが、児童文学者の鈴木三重吉だった。
鈴木は、児童文芸誌「赤い鳥」を刊行、そこに掲載する物語などを通じて、子供たちに純粋な文芸に触れさせるよう小説家を訪ね、協力を呼び掛けるなど奔走した。
――それは成果をもたらしたのか。
「赤い鳥」運動という素晴らしい運動に発展した。
例えば、芥川龍之介が「蜘蛛の糸」を、有島武郎が「一房の葡萄」という童話を書き「赤い鳥」に掲載された。
歌についても北原白秋らに呼び掛けて童謡を、小山内薫には児童劇を作るよう働き掛けた。
大正児童文学の名作が、これをきっかけにどんどん生まれた。
これに全国の教師が賛同し、雑誌を買って子供たちに聞かせたり読ませたりした。
これは、大正七年から昭和初期まで続いたが、残念ながら鈴木の没後、消えてしまった。
ただ、その後の軍部の教育も戦後教育も、この「赤い鳥」運動の遺産を食いつないで来たと言える。
そこにある思想は、子供の世界は大人社会とは違うのだというものだ。
それは、大人が子供の発育に毒になるようなことには触れさせないという方針だ。
戦後もしばらくそうであったように、親は子供のけんかには口出しせず、子供は子供の社会の中でそれを解決すべきものであると考えていた。
子供も、大人の世界に踏み込まない方がよいと考えていた。
それが、昭和四十年前後から全国一斉に普及したテレビによって、大人の社会の情報もどんどんと流された。
それを子供が見ることで大人と子供の間の情報のボーダーレス化がすっかり進んでしまった。
今では、大人も子供に対し子供という意識が希薄だ。
平気で子供をセックスの対象にしたりするということは、今までに無かった。
子供の方も、大人に体を売って金もうけしようというひどい状態だ。
子供に性教育するといっても、こういう根深い問題を解決しておかなければ、なかなか難しい。
――そのためにはどのような手だてがあると考えるか。
かつては、世論が湧き起こって行き過ぎをチェックし、正しい方向へ押し返す力が生まれた。
子供が平気で性を売り物にするような状況があれば、それを制御する力が社会にはあった。
十年くらい前から、良識の声なき声をバックアップする体制が無くなった。
内閣府が発表する世論調査や新聞の内閣支持率は、単なる人気投票で、世論と言えるものではない。
世論というものは、必ず裏付けや論拠があって、皆がそうだと賛同して盛り上がり、それにより行き過ぎにブレーキが掛かる。
新聞でも雑誌でもジャーナリズムの世界が、良識的にそういうものを形成する力を持っていたように思う。
それは社説とか論調というものだろうが、今は、単発的な論調は出ても、もっと大きなものを動かす力が出てこない。さまざまなテーマを論じるが、それぞれ横並びであり縦軸がないため、世論を組み立てようがない。
かつての「中央公論」など世論誌が様変わりし、ほかにもつぶれるオピニオン誌が多くなっている。
じっくり物事を考えさせるジャーナリズムが弱まる一方で、テレビの力が強まり、その低俗なお笑い番組などにより大衆が慣らされていっているというのが現実だ。これを改善する国民運動を何としても起こすべきだ。
(おがわ・のぶお 昭和元(1926)年、神奈川県生まれ。横浜国大(旧神奈川師範)卒。川崎市教育委員会理事、同総合教育センター所長、玉川大講師などを歴任。現在、現代教育文化研究所代表。青少年の演劇活動を促進し、親子が共に鑑賞する中で教育効果を上げる取り組みを続けている。著書は『親に見えない子どもの世界』など多数。)
(平成20年10月14日記)
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3. 学校の名簿・男女別は差別? 混合式導入議論を勧告 男女別の名簿は差別?(平成20年10月13日記)
岩手県の男女共同参画調整委員は3日、学校で使われている児童・生徒名簿が男女の別を設けない「男女混合名簿」にするべきかどうかを議論するよう、県教委に勧告した。県内の小中学校では、男女別名簿を使う学校がほとんどで賛否両論を呼びそうだ。勧告は、「男女別名簿は、形式的な男女差別。改善してほしい」との県民からの苦情を受けて出された。県男女共同参画推進条例に基づく慣行の見直しの一つとして、各学校に議論を促し、判断材料となる資料を提供するよう求めている。
全国では、男女平等の観点から、混合名簿の採用を呼びかけている自治体もあるが、県内では学校の判断にゆだねている。
県教委によると、昨年度の県内公立校での混合名簿の使用率は小学校が34%(146校)、中学校が11%(22校)高校が32%(25校)。
県教委の宮卓司・学校企画担当課長は「名簿は現場の判断で使うもの。男女共同参画については、男女一緒の介護体験や調理実習などほかの部分で実施している」としつつも、「勧告内容をよく読んで対応を検討したい」と話していた。(2008年10月4日 読売新聞)
平成20年10月13日記
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2. 「恥ずかしがってるー」 女子生徒らが男の前でも抵抗なく着替え…日教組王国・三重の日常(平成20年10月13日記)
今春、三重県の公立中学で取材をしていたとき、教室内にいた女子生徒らが部活の準備でおもむろに着替え始めました。気が引けたので、取材を中断して廊下に出た私に対し、「恥ずかしがってるー」とからかう生徒らに唖然(あぜん)とさせられました。男性なら、女性が着替えている場所から席を外すのは常識。
それなのにこの生徒たちの態度は…。担任が苦々しげに言った「三重は(ジェンダーフリー
教育を推進する)日教組の王国だからね」との言葉が今でも忘れられません
(平成20年10月13日記)
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1. 第7回講演会開催される
9月28日にジャーナリストの桜井裕子氏をお迎えして、めざす会第7回講演会「若者に蔓延する性感染症」がコムズで開催されました。性感染症は問題の性質上、なかなかマスコミ等で大きく扱われることの少ないテーマであります。しかし、これにより青少年の心身は大変な勢いでむしばまれつつあり何よりも早急に手を打たねばならない国民的課題になっております。
今回の講演会は、愛媛県はじめ多くの行政機関、諸団体の後援(*下欄)をいただき、また、コムズの男女共同参画市民活動支援事業に認定していただきました。この問題は立場や思想を超え、多くの人々が気づかねばならないと多くに方々にご理解いただけてのことと存じます。
講演の録音テープは200円(送料込み)で販売しております。また講演筆記は10月末にホームページ上に掲載の予定です。
講演会の翌日の産経新聞に下記の記事が掲載されました。
平成20年9月29日(月)産経新聞掲載(クリックすると新聞記事を見ることが出来ます)
「性感染症を防ごう」松山で桜井裕子さん講演
10代など若い女性に広がっている性行為感染症(STD)を防ごうと、ジャーナリストの桜井裕子さんを迎えた講演会(産経新聞社松山支局など後援)が28日、松山市内で開かれた。
講演は、健全な男女共同参画社会をめざす会(小笠原ミワ子会長)が主催。
桜井さんは「若者に蔓延する性感染症」と題して講演。
講演などによると、11年前の国の推計でも、淋病、クラミジアなどのSTDに全国の男性約25万人、女性35万人が感染しているとされている。
特に15歳~19歳の年代でSTDが急増している。
淋病、梅毒、クラミジアなどの治療は可能だが、病原体の多くが耐性を持ち、クラミジアは不妊、子宮外妊娠、流産の原因ともなる。
深刻なのは若い女性に増えている子宮頸がん。
初性交年齢が16歳以下だと、19歳に比べて26倍も子宮頸がんになりやすいというデータもあるという。
同会は、これまでの性教育のあり方そのものを問い、規範意識をもった「家族や人間の価値を教える性教育」の必要性を訴えている。
尚、後援していただいた団体は下記のとおりです。(順不同)
後援:愛媛県・愛媛県教育委員会・松山市・松山市教育委員会・愛媛新聞社・朝日新聞松山総局・読売新聞大阪本社・毎日新聞松山支局・産経新聞松山支局・南海放送・テレビ愛媛・あいテレビ・愛媛朝日テレビ・日本会議愛媛県本部・(社)松山青年会議所・愛媛県モラロジー協議会
(平成20年10月7日記)
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会長 | 青井美智子 |
電話 | 090-8971-7721 |
FAX | 089-964-3903 |
住所 | 〒791-0221 愛媛県東温市上村甲218番地 |
Eメール | michikoaoi25@yahoo.co.jp |